そのままお互い動かなかった。
次の行動を考えてる俺と、何も分かってないニーナさん。
「俺の何がいいの?」
身体を離した俺は部屋の奥に入ってベッドに座った。
俺の後を着いてくるニーナさんはキレイだと思うけど、俺はあんたなんか大嫌いだ。
「優しくて、何にも負けないような眼をしてるとこ。そして何よりあなたがトップだから。日向君の地位と魅力に惹かれたの。」
「だったら俺じゃなくてセナさんでもよかったんじゃないの?」
「セナみたいなオープンな奴はタイプじゃないもん。あたしは日向君の内に秘めてる野生的な感情とかを引き出してみたいの…。こんな子を壊したらどうなっちゃうのかな?って。」
俺の目の前に立つニーナさんはそっと肩に触れて来た。
触んじゃねぇよ。
しかも勘違いもいいとこだ。
次の行動を考えてる俺と、何も分かってないニーナさん。
「俺の何がいいの?」
身体を離した俺は部屋の奥に入ってベッドに座った。
俺の後を着いてくるニーナさんはキレイだと思うけど、俺はあんたなんか大嫌いだ。
「優しくて、何にも負けないような眼をしてるとこ。そして何よりあなたがトップだから。日向君の地位と魅力に惹かれたの。」
「だったら俺じゃなくてセナさんでもよかったんじゃないの?」
「セナみたいなオープンな奴はタイプじゃないもん。あたしは日向君の内に秘めてる野生的な感情とかを引き出してみたいの…。こんな子を壊したらどうなっちゃうのかな?って。」
俺の目の前に立つニーナさんはそっと肩に触れて来た。
触んじゃねぇよ。
しかも勘違いもいいとこだ。


