俺様彼氏と女王様。

ステージに立ってしばらくしてから開いた幕…。



超満員なんですが…。



普通の体育館よりはデカイはずの体育館が…。



鮨詰め状態だ。



上にまで人が…。



「頑張って日向。」

「は!?」



足元に寧音と桜…。



有り得ねぇ…。



こうなりゃやけだな。



だって俺、酔っ払いだから。



「今日は西学の学祭に来ていただきましてマジありがとうございま~す。腹黒学園長のおかげでこのステージに立ってるわけですが…。適当にやるんで適当に盛り上がってくださ~い。」



まぁこんなもんで。



ってか体育館中がうるさい…。



そんなに騒ぐな。



「日向のそのパンツはサービス?」

「えっ!?あぁ…。勝手に出てるだけ。じゃあ耳でも塞いどけ。胎教にわりぃから。」

「はいはい。それより日向、皆飲んでるね…。」

「シラフじゃやれん!!」



寧音との会話も程々に…。



やります!!