俺様彼氏と女王様。

こうして実家にいるのもイヤだ。



家がイヤなわけじゃないけど、日向と一緒にいたい…。



日向の予定もわからないから学校にいっても会えるかわからない…。



会いたいよヒナ…。



「寧音、入るぞ?」

「うん。」



珍しくお兄ちゃんがあたしの部屋に来た。



何かを持って。



「愛しのひー君からのプレゼントだ。」

「何!?」



お兄ちゃんからわたされたのは赤ちゃんの本。



誰が買ったの!?



「日向が学校抜けて買ってきた。双子特集だから読んどけってさ。」

「日向がこれを買ったの!?」

「みたいだな。よかったな。」



嬉しいよヒナ…。



日向も嬉しいんだね…。



お兄ちゃんが出て行ってからページを開いた。



黒のマジックで書かれたキレイな日向の字…。



『名前は俺が決める!!』



そう書いてあった。