俺様彼氏と女王様。

廊下で会った愛チャンと授業をサボッて屋上に来た。



後で俺、ヒロにやられるな…。



でも授業なんて気分にはなれない…。



「ヒロから聞いてる?」

「うん。大変だね。」

「まぁ…。大変だわ…。」

「愛菜もそんなヒナ君ならイヤだな。」

「何で?」



俺はただ寧音達の幸せを考えてるだけなのに…。



何でみんなわかってくんねぇんだよ…。



自分の夢より寧音と子供のが大事だろ…。



「カッコ悪いから。って言うかダサイ。」

「ダサイ…。」

「うん、今までのヒナ君は夢に向かって突っ走ってて、凄くかっこよかった。でも今のヒナ君は躊躇しまくり~迷いまくり~って感じでダサイね。」



躊躇すんだろ…。



だって家族と離れて暮らすんだぞ…。



「寧音が好きなヒナ君は輝いてる方だと思う。」

「うん…。」

「それに寧音は自分のせいでヒナ君の夢が断たれたって思うよ?」

「仕方ないじゃん。二人の責任だろ…。」

「そうだけど、きっと女ってそう言うものだと思うな。」



女ってわかんねぇ…。