俺様彼氏と女王様。

【日向】



一人で学校に来た俺は悩みに悩みまくってる。



隣のラスタカラーの机をみつめながら…。



この机は寧音が2年の時に俺が塗った机…。



3年になっても寧音はこの机で授業を受けてる。



「日向元気ねぇな~。」

「だって…。ヒロの妹はマジで手強いですわ…。」

「親から聞いた。行けよ。アメリカ。ってか俺も説得するように言われたんだわ。」

「両親に!?」

「正確に言えば親父。」



お父さん…。



そんなにも俺の事を思ってくれてんのかよ…。



好きになりそうだ。



「蓮司にも行けって言われた…。でもムリだよヒロ…。」

「蓮さんは日向が産まれてからも世界中で仕事してた。お前に会えなくても頑張ってたんじゃねぇの?」

「でも日本を拠点にするのとあっちに住むのではまた違う…。」

「そんな事言ったら日向は蓮さんを一生抜けねぇな。このまま世界一って言う地位だけに溺れとけ。」



そんなの俺だってイヤだ…。