俺様彼氏と女王様。

【日向】



寧音の親父さんに殴られた顔は見事に痣になってる。



マリ姉を呼んで適当に隠してもらった。



でもキレられると思いながらもあんなに殴る事ねぇよな~…。



実は親父さんも空手やってましたってオチだったし…。



『寧音が嫁に行く時は1回反対するって決めてた。殴ったりして悪かったね…。』



そう言われた。



あの時の親父さんの寂しそうな顔は多分一生忘れない…。



「日向の番だぞ~。」

「は~い!!」



父親になるからにはマジで頑張らなきゃ。



俺が二人を養ってくんだ。



そう思っても寧音が心配で電話をしたい衝動にかられる。



「お前今日塗ってる?」

「軽く。」

「何で!?」

「ちょっとな…。また今度話すわ。それより寧音に電話すっからまたな。」



一緒にいた琉伊にはまだ話さない。



全部正式に決まったら話すよ…。



ごめんな親友…。