俺様彼氏と女王様。

それから日向が仕事に行ったからお兄ちゃんに電話をかけた。



「初めて親父がキレたとこ見た。」

「そっか…。」

「顔大丈夫だったか?」

「痣になってたよ…。」

「はははっ!!でもメイクで隠せんだろ。」



そうだけどさ…。



お父さんも顔殴る事ないじゃん…。



「あの日向が土下座しちゃってるしな。」

「うそっ!?」

「ひたすら謝ってひたすら『結婚させてください』って言ってた。」



あの日向が蓮さん以外に頭をさげるなんて…。



でもそのおかげで一応認めてくれたみたいだ。



あたしは今日家に帰る。



あたしの気持ちもちゃんと話さなくちゃ…。



その前に病院行った方がイイかな…。



「寧音、仕事ナイのか?」

「うん。昨日帰国だったから今日は休んでたんだ。」

「日向の顔最高笑えたな。」



そう言って蓮さんは笑ってた。