俺様彼氏と女王様。

泣き疲れたあたしはいつの間にか眠ってて、起きたら朝だった。



隣に日向の姿はナイ…。



起きると目眩がする…。



携帯を開いても日向からの着信はなくて、代わりにお兄ちゃんからの不在があった。



取りあえず水を飲もう。



そう思ってリビングに出るとソファに座ってる日向…。



帰って来てたんだね…。



「おはよう…。」

「あい。」

「どこ行ってたの?」

「殴られに?」



えっ!?



誰に…。



「寧音のお父さん無口な癖に手早いな…。」

「ちょっと!?顔見せて!!」



日向の前に回って顔を見た。



口と目の下が…。



「結婚しよう。」



日向…。



日向。



「もっとムードのあるプロポーズじゃなきゃ返事してやんない…。」

「マジかよ!!」

「当たり前でしょ!!」



嬉し涙が止まらないよ…。



そんなあたしを日向は優しく抱きしめてくれた。



日向でよかった。



好きになったのが日向でよかった…。