俺様彼氏と女王様。

そして着いた家。



リビングは真っ暗。



蓮司達は寝てるらしい。



「ただいま。」

「帰って来た~!!ヒナ君マジお帰り!!」



自分の部屋に入ったら部屋着姿の寧音に飛び付かれた。



もう風呂入ってんのかよ~…。



背中見れねぇ…。



「すげぇ会いたかったよ。」



そう言って抱きしめた。



寧音は溶けそうな顔で俺を見上げてる。



じらします!!



「風呂入ってくる。」

「行くの!?キスしないの!?」

「それは後で。取り合えず風呂。」



俺は寧音を離して着替えを持って部屋を出た。



物足りなそうな顔してたな…。



寧音の限界に挑戦しようじゃないか。



「日向…。あたしも入る…。」

「寧音入ったんだろ?部屋で待ってろよ。」

「やだ~…。ヒナと入る~…。」



カワイイぞクソ!!



だから俺は寧音と一緒に風呂に入った。



背中~…。