俺様彼氏と女王様。

日向はわざとハードルを上げてから蓮さんを抜く気だ。



親の背中を追い掛けるのはもう終わりって事かな…。



「蓮司はいつでもイイって言ってたし。今日マスコミも来るから言っちゃおうかな…。」

「急だね…。でも…言わない方が日向の為だよ?」

「わかってる。でも俺は蓮司に『俺の息子』じゃなくて『日向』として認められたい。今からは俺と蓮司の勝負だ。もう周りは関係ない。」



よくわからないけど、その微妙な差を日向は目指してきたんだね。



蓮さんの後ろじゃなくて、前にいたいって事?



あたしにはよく理解出来ない日向心だ…。



「やべっ!!遅れる!!」

「セナさんに怒られる~!!」



あたしは日向のそばで見届けるよ。



何年後かに日向が蓮さんを抜く瞬間。



楽しみにしてるよ?