俺様彼氏と女王様。

きっと今の蓮司には何を言ってもキレないだろう…。



でも後が怖いからやめとく。



「久しぶりに来た。」

「そう言えば前にも来た事あるんだっけ?」

「何回か高木さんとか恭一とかとな。ここってテレビ局とか近いし。」

「って言うかこの喋り方じゃマズイよね?日向みたいに他人のフリした方がいい!?」

「はい!?寧音は仕事でもそんな態度だろ…。今更敬語とかキモイからやめろよ。」



えぇぇ…。



寧音って蓮司にタメ口ききながら仕事してんのかよ…。



「お前とタイシくらいだ。俺を目の前にして『鬼』とか言う奴。」

「本当の事だも~ん。」



寧音ってすげぇな…。



俺は無理だ。



「蓮さん、この後の事なんだけどさ、移動してCMですよね?」

「あぁ。」

「あのセットでは撮らないんでしょうかね…。」

「撮らん。」

「勿体ない…。」

「金は渉が出してんだから問題ねぇだろ。予算使い放題だ。」



可哀相な渉君…。



だから蓮司を使わない方がイイのに…。