俺様彼氏と女王様。

藤川さんはさすがに引くしかないらしく、苦笑いであたしの側から離れた。



「何やってんだよ…。」

「だって日向を切るとか言うんだもん…。カワイイって罪だ…。」

「バカか!!しっかり働けネコ娘。」

「は~い!!」



やっぱり蓮さん大好き!!



亜香里さん羨ましいなぁ~…。



でも日向だってイイ男だもんね!?



そう思って日向を見たら、色気たっぷりのお姉様方に囲まれてた。



ムカつく…。



あれはよく来るダンサーのお姉さん達だ…。



チヤホヤされてんじゃないっつーの…。



「寧音さん、顔怖いので笑顔でお願いします。」

「慎也さん!!あたし顔怖い!?」

「えぇ、何か威嚇したネコみたいです。」



マジですか…。



日向も好きで囲まれてんじゃないよね?



うん、笑顔で接客~…。



「寧音チャン、終わったら一緒に初詣行かない?」

「下心アリですか?ナシですか?どっちにしろ行かないで~す。」

「マジで~?もう日向君なんていいじゃん。あんなんなってるし。」

「あれも仕事のうちですから~…。」



だから黙れ!!