俺様彼氏と女王様。

あたしから離れた日向は高木さんからカメラを借りてる。



日向が撮るの!?



「今からカメラマンごっこだ。」

「ヒナが撮るの?」

「最高にキレイに撮ってやるから俺を信じろ。」



そう言って日向はあたしを立たせた。



何も言わずにただ見つめられてる…。



心臓が壊れてしまう~…。



「見ない間にキレイになったな。」

「照れる…。」

「その顔もいい。なぁ、今日は寧音のとこ泊まっていい?」



エロい顔の日向はあたしを誘惑するんだ。



色っぽい目と唇の動きとか。



久しぶりに感じる日向の存在。



もうダメ…。



「今日はやべぇよ?マジ溜まった俺はこえぇから。」

「何すんの…。」

「寧音がして欲しい事。」



あたしがして欲しい事…。



恥ずかしい!!