俺様彼氏と女王様。

寧音も俺に腕を回して抱きしめ帰して来る。



幸せな一時だ。



「チュウしたい!!」

「こんなとこじゃダメ。」

「ヤダ~俺限界~。寧音チャンチュウして~…。」

「後でね?」



うん、後でにする!!



それよりもこの青い目のふざけたヤローをどうしてくれよう…。



「俺、アメリカでモデルしてんだ。日向の事は知ってるよ。」

「そう。俺はあんたなんか知らん。寧音を抱きしめた分殴らせろ。」

「ヤダね。それよりも生日向はたいしたことないな。」



コイツマジカチンと来る。



どんだけ偉いの!?



俺がムカついてたらサヤさんらしき人が近付いてきた。



「蓮にそっくり~!!」

「初めまして!!寧音がお世話になってます!!」



何て一応挨拶した。



蓮司の昔の女…。