俺様彼氏と女王様。

それから蓮司が言った一言で俺の疲れは吹き飛んだ。



「今回の旅行の目的地、寧音島。」

「ウソ!?マジ!?」

「マジ。誕生日プレゼントだ。」



親父~…。



俺死ぬほど嬉しいよ…。



「蓮司の息子に産まれてよかった…。」



これで頑張れる!!



さっさと仕事片付けて会いに行っちゃうからな!?



待ってろよ寧音チャン!!



それから1週間、俺は体調に気をつけながらも楽しく生き抜いた。



「じゃあ行ってくるからな!!留守番ヨロシク!!」

「任せとけ!!」

「華衣チャンにもよろしく!!」

「はいよ~。お土産ヨロシク~。」



柊太を家に残し、俺達は寧音のいる島に向かって出発した。



上がる上がるテンション。



寧音に会ったら抱きしめんだ!!



ぎゅ~って!!