俺様彼氏と女王様。

亜香里が飲み過ぎて寝てしまったので、俺は布団をかけてやって部屋に戻った。



亜香里のストレス発散は蓮司にくっつく事らしい。



多分俺もそうだ。



寧音にくっつけば癒される。



早く会いてぇ…。



結局その日は2時間しか寝れずに仕事に行った。



特に何も変わらずに終わる仕事。



疲れた…。



「日向、顔色悪いし疲れ溜まってんじゃねぇのか?」

「琉伊君は桜とイチャイチャラブラブ?」

「まぁ。」

「俺は!?寧音しゃんどこ!?マジ死ぬ!!今すぐ寧音に触らなきゃ死んでしまう~!!」

「日向が壊れた…。」



壊れるさ。



もう会いたくて会いたくて…。



会いに行く!?



いや、旅行の休み取ったせいでこれ以上は休めねぇ…。



「蓮司…。寧音がいない…。俺、死んじゃう…。」

「誕生日まで我慢しろよ。」



何で誕生日なんだよ。



寧音帰ってこれねぇじゃん…。