「なんでそんなに不機嫌なの?」 息を切らしながら追いつくと 悠雅を見上げながら、そう問いかける。 「別に…。」 …もうその受け答えが不機嫌なんだもん! 最近、悠雅が不機嫌なことが多い 気がする。 でも…気にしたって、しょうがないもんね。 そう自分に言い聞かせると 「ならいいんだ。帰ろう」 と言って、悠雅の隣で歩き出す。 あたしがいつもの様に ぶうぶう言い始めなかったことに 驚いたのか、悠雅はちょっと目を 見開いたけどすぐにいつもの冷静な 表情になって隣を歩き始めた。