『…な…んで…。どうして?
…ねぇ…父さん…母さ…っ…。
…うわぁぁぁぁぁぁぁん…っ。』
私はそれから1時間ほど泣き続けた。
ピーンポーン
『…っ…⁉だ…れ…だろう…?』
私は急いで涙を拭って扉を開けた。
するとそこには、10代後半くらいの若い
男の人が立っていた。
「初めまして。麗ちゃんだよね?
僕は真田。…真田 有利 (さなだ ゆうり)。君のお父さんとお母さんの頼みで君を引き取りに来たんだ…。」
『…え…?お兄さん、父さんと母さんのお友達なの…?』
「あぁ…。…さぁ、麗ちゃん、この飲み物を飲んで!」
『…………う…うん………。』
私は訳もわからず飲み物を飲んだ。
有利さんの言った通りに…。
「さぁ、麗ちゃん!僕と一緒に行こう!
説明は向こうに着いてから。」
…あの時私は有利について行って良かったのだろうか…。
