「ちょっと待って。」 そう言って私の腕をひっぱる。 「なに‥」 次の瞬間。 私は海くんにキスされた。 びっくりとドキドキで心臓はバクバクいってる。 すぐに唇を離して彼は笑う。 「ごめん。我慢できなくて。」 「もうっ‥私彼氏とかはじめてだし、だいたい女子校で免疫全くないんだから!ほんとに!」 少し怒り気味で言う。 「ごめんって。じゃあ、またね!」 海くんはなにもなかったかのように自転車にのって行ってしまったのだった。