「こっちこんな寒かったの? 言ってくれればいいのに」


そう言って暖房を、つけてくれた。




9月下旬の夜
いつもは、肌寒いくらいの気温なのに
今日は、いつもよりも気温が低い



でも、ココアのお陰で 少し寒さが和らいだ。



春「悠里ちゃん、此処座らないの?」



そう言う僕に悠里ちゃんは、


春がいいならね と


優しく言ってくれた



春「いいよ」


そう言って 僕の隣に座った


悠里ちゃんには、話せる
そんな感じがした。



春「悠里ちゃん、僕の話 聞いてくれる?」


聞こえるか分からないような
小さな声で言った僕に悠里ちゃんは、


「喜んで。」

と、微笑みながら
僕を見て言ってくれた