「そっか。 その総長に拾われて良かったじゃん。 その事は、後悔してないんでしょ?」

えっ!? 同情とかしないの?


「終わった事とやかく言ってもなんにもかわんないんだからさ、これからの事考える方がいいじゃん。 ね?」


やっぱり、すごいや悠里ちゃんは。
こんな人が居るんだ。


春「そうだね。過去は過去だもんね。引きずってもかわんないもんね。」


吹っ切れた僕を見て
嬉しそうに笑いながら
「話してくれてありがと。今の春の目すっごく綺麗だよ。」

と言ってくれた。


やっぱり、話してよかったな、
これから 連たちに話していこう
そう思えるまでになれた。


「今冬馬は、治ってピンピンしてるよ。
早く会いたいだろうし、近々会えるよ。
春、制服のまんまだし 今日は、もう遅いから泊まってく?」


なんでこんなに優しいだろう。

なんか、あったかい。

そんな事を思ってると


春「泊まりたいな。」


なんて口走っていた。