『 彼氏だろ? 』
俺の質問に瀬戸は固まっている。
固まるって事は … あぁ、やっぱり。
少しの沈黙の後、瀬戸はフッと笑い
下を向きゆっくり言った。
「 彼氏なんかじゃないよ 」
「 嘘つくなよ。別にいい話じゃん?」
彼氏じゃない。
その反応に俺も否定する。
別に…瀬戸が誰と付き合おうと
俺は関係ないし。知る必要もない。
でも、なんだ??またわからない
感情が俺を混乱させていた。
「 …彼氏なら胸張って三浦に自慢してやるわよ!だけどそんな関係じゃないし…まだ昨日会ったばかりなのに… 」
瀬戸は苦笑いでそう言った。
俺にはわかる。
まだ出会ったばかりだとしても…
きっと何か感じる所があるはずだって。
「 ま、美羽の彼氏も一緒なら良かったじゃん。今年は新人二人抜けたけど二人来るなら埋められんな。 」
冷静に、微笑めてるか俺は?
何なんだ、この感情は?
否定できない俺の気持ち……
認めたくない…瀬戸への気持ちが
確信をつこうとしていた。
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