って!!私っっっっ…

今すごーい大胆な発言したよね?!

やだ…ちょっと…恥ずかしい…。






篤人君をそっと見ると目があった。

思わずすぐに目をそらしてしまった。

異常に(笑)顔が熱い!!

車内があったかいのもあるけど…

きっと、違う意味でこんなにーぃ…






両手で顔をあおぎながら

「 あ、熱いねぇ〜」なんて言いながら

窓をスーっと開けて早く早く早く

顔の火照りをとりたかった。







「 あ…雪… 」

「 え? 」





篤人君の声に反応して顔を少し

窓から出して確かめる。







「 …降って…なくない?? 」






いくら見ても雪なんて降ってない。

篤人君を見ると、私と同じように

窓から顔を出して見上げてる。







「 篤人…くん?? 」








私の呼び声にゆっくり振り返り

照れ笑いしながら、

イタズラ好きの少年のような顔をして

ニッコリ微笑んだ。








「 ビックリ…するかなー?と思って」







そんな事言うから、

ほら、また顔が熱いじゃん。

ほら、またドキドキしてる…





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