体もあったまってきて、
会話も何とか続く様になってきた。
この場所に来て気づくと一時間は
過ぎている。やっぱり夜景のパワー
なのか??俺もいずみさんに……
「 あの〜…いずみさんは恋人とか…作らないんすか?? 」
…と、大胆な質問を出来る様になった。
そんな質問するもんだから、
いずみさんの表情が少し固まった様な
そんな気がしたけど。。。。
「 あ〜〜そこツイちゃう?(笑)」
「 あ、や、す、すいません 」
「 あはは(笑)いいよ、いいよ、毎日の様に美羽とかに言われてるの。恋人作れ〜って(・・;) 」
「 そうなんだ 」
「 そう!でね、、、」
いずみさんはヒートアップして
日頃の鬱憤なのだろうか?
凄い勢いで話しをしてくれた。
別に恋人が欲しい訳じゃない 、とか
恋愛しなきゃ生きてけない人間じゃない
とか、、、、、
俺には正直突き刺さる言葉が
勢いよく出できたけれど…
最後に言ってくれた。
「 …でも今日は…来て良かったって今思ってる。何だろなぁ〜篤人君と知り合えたのは本当良かったって… 」
いずみさんは少し下を向きながら
微笑んでそう言ってくれた。
俺の自意識過剰な見方かもしれないが
いずみさんの頬が少し赤くなってる
…そんな気もした。
.