「 ありがとう…珈琲… 」
今はそれだけしか言えない。
言葉の前にドキドキが口から
勢いよく出てきそうだったから。
「 大丈夫?? 」と更に俺を
覗き込むもんだから、
もう顔にも隠しきれてなさそうで
思わずパッと顔を背けてしまった
「 す、すいません…俺… 」
「 ううん、いいよー! 」
窓の反射でうっすら写る
いずみさんを窓越しで見た。
真っ直ぐ前を見て、ゆっくり
ミルクティーを口にする。
時折、ハァと軽く息をはきながら
俺の言葉を待ってくれているのか…
こんな時、
話し上手なら耐えず笑い声で
楽しい時間を与えれるだろうな。
俺はどうしてこうも…
人見知りで話し下手なんだろう??
「 篤人君…? 」
「 はい?!」
いきなり呼ばれたもんだから
慌てて振り返ると、
ニッコリ微笑んでこちらを見る
いずみさんがいた。
そんな姿も俺をドキドキさせて
また動揺してしまう。
それなのに俺の目線を外させない
また吸い込まれていく。
「 良かったぁ!唇戻ってる! 」
「 えっ∑(゚Д゚)え、、、 」
慌てて唇を押さえ、ミラーで
確認をした。
すると、隣からクスクス笑う
いずみさんが俺を見ている。
「 相当、寒かったんだね? 」
「 ゃ、全然気づかなかった…」
唇が寒さのせいで紫色に
なっていたらしい(・・;)
ダッセーーー、俺っ∑(゚Д゚)
「 珈琲大正解(^^) あったまった?」と
更にニッコリ笑って言ってくれた。
.
