『 彼女?? 』
『 おぅ、ついに出来たわ。 』
親友の京介が少し前に言ってきた。
俺からすれば、どうでもいい話。
良かったな~ってくらいで
正直、適当に答えてたけど……
『 あの美容室で働いてるんだ彼女 』
『 へぇ~…あ、そう。 』
『 親友らしいよ、例のあの人と。 』
『 へぇ~~…って、えっ?!まぢ?』
聞いた時、まぢビックリした。
そんな偶然ってあるのかよ?!
って…京介を久々に尊敬した。
『 篤人チャンスだぞ!! 』
『 チャ、チャンス?! 』
『 おぅ!今まで影で見てるだけだったろ?これをきっかけに近づけよ!?』
って言われてから今日まで、
色々あったけど、
まさか今こんな状況にいるとは
まだ信じることができない。
「 篤人君、車戻る?? 」と
いずみさんが俺の顔を覗きこんだ。
「 あ、や、でも、夜景… 」と
夜景に指をさすと、ニッコリ微笑み
「 車でも…見れるじゃん? 」と
車に向かい歩き出した。
車の鍵を開けると、いずみさんは
「 先乗ってて~ 」と違う方向へ
走っていってしまった。
ちょっと癖っ毛の束ねた髪が
ユラユラ揺れている。
俺より年上な感じが全くしない。
いい意味で。。
まだ何も知らないからだけど…
これからも会ってくれるだろうか?
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