すると、車が止まった。
「 え…… 」
窓の外を見ると一面夜景が広がって
私は目を見開いたまま篤人君を見た
「 何か…ごめん…俺…何話せばいいかわかんなくて…勝手にここ来てしまって…ごめん…なんか 」
篤人君は下をむきながら少し
落ち込んだ様子で俯いて言った。
「 き、、、綺麗っっ! 」
「 え、 」
「 夜景とか久々だよ!外行こう? 」
私は篤人君の言葉を遮り、
外に出た。
だって、本当に本当に…
こんな綺麗な夜景を見たのは
何年ぶりなんだろ??
「 …良かった、喜んでくれて 」
隣にきた篤人君を見ると
優しい笑顔で微笑んでいた。
ドキッ ー ……
篤人君の笑顔…
はじめて見た、今日。
自然に私も笑顔が零れた。
「 あぁ~疲れも吹っ飛ぶね! 」
「 本当?それなら本当良かった 」
夜景のおかげなのか
それから少しずつ会話が続く様になり
篤人君も話をしてくれる様になった。
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