そして、当日。
「 いっちゃん準備できた?? 」
「 …んー、まぁ。 」
「 うんうん!似合ってるじゃん! 」
スタッフルームで美羽と二人。
美羽に言われた通り、
今日はいつもと違う装いを身にまとい
美羽にチェックを入れてもらっている
正確に言えば、
チェックされていますね。←
「 いっちゃん~似合うじゃん! 」
「 んー…寒いよ(´・_・`) 」
パンスト履いてるって言っても…
こんなワンピースは何年ぶり?←
何というか…お姉さん系か?…
「 ねぇ、私似合ってないよね? 」
「 似合ってるってば! 」
「 美羽は似合うだろうけど… 」
お洒落は好きだし、何年か前は
ちょっと着ていた系統だけど…
今はもっぱら、カジュアル系統が
自分にシックリくるもんだからな。
「 おっ、いっちゃん!本気?? 」と
振り返ると智と三浦が入ってきた。
智は私を見てニッコリ笑い
褒めてくれた。
「 ほらやっぱ最初が肝心でしょ? 」と
美羽がすかさず自慢気に話した。
んー。まぁ…今日だけだしね。
寒いけど我慢しよう!!
そう思い気合いを入れた瞬間、
三浦がタバコに火を付けて
私を冷たい視線で見て言った。
「 飾ったら本当の自分じゃなくね? 」
「 ……… 」
「 もーう、三浦はうるさいの! 」
美羽がまたまたすかさず三浦に
言葉をかけた。
確かに三浦の言葉が残る。
でも、たまには
違う感じも…いいよね。
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