頭でパニックになってる俺を見て美羽は
隣でクスクス笑いながら、
「 きっと三浦はもうわかってるんだよ。ただ認めたくないだけでしょ? 」
「 ……… 」
「 まぁわからなくもないよね。犬猿の仲なんだもんね、いっちゃんと(笑)」
「 …… うっせぇな 」
美羽の奴… 俺が言い返せないのを
いい事に…ベラベラベラベラと。
俺は立ち上がり冷静を装いお店に
戻ろうとした。すると美羽が俺の腕を
持ち「 はい、待った 」と引き止めた。
「 いっちゃんに男紹介するからね 」
「 は? 」
「 凄くいい子なんだよ。きっと、お似合いだと思うの。…ほら、もうあんな想いしてほしくないじゃん? 」
美羽は少し困った表情をした。
別に…俺は…あいつが誰と付き合おうと
関係はない。あいつが過去に
何があったかは詳しく知らないけど…
「 俺に一々…聞くなよ 」
「 …… ま、そだね。三浦には… 」
「 ん? 」
「 全然関係ないもんね、たしかに。」
美羽はそう言ってお店に入っていった。
なんだよ、本当に…。
関係ねーよ、俺は。
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