キャピキャピ電話が終わったのか

美羽がこっちに来て笑っている。





「 何だよ… 」


「 大丈夫?? 」





美羽はそう言うと隣に腰を下ろした。

タバコを吸い終えとりあえず深呼吸。







「 三浦さ…栄養ドリンクどしたの?」


「 え 」







美羽は「 聞いたよ~ 」と言いながら

俺の顔を覗き込んできた。







「 な、何だよ!み、見んな 」



「 照れてんのー?可愛い~(笑)」






こ、こいつーーーっっ… 完全に俺

なんか弱み握られてるじゃん?!

く、く、く、。。。悔しい…







「 私に聞いたって言ってたみたいだけど?私言ってないよね、三浦に(^^) 」



「 …… うっさいな… 」



「 まぁ~別にいいんだけどさ~ 」







明らかニヤついてる顔をして美羽は

鼻歌なんてのをご機嫌に歌ってる。

だからなのか?余計になんか

癇に障るんだよな、美羽は(笑)







「 三浦はさ、もっと素直にならなきゃ
後悔するよ~ 」



「 は?意味わかんねー 」



「 自分の気持ちに気づいたでしょ? 」



「 は?… べつに…… 」



「 ふ~ん、そう 」





なんだよ、素直って。

なんだよ、後悔って。

まるで 俺が 。。。

俺が、まるで、、、誰かを好きって


、、、、好きって、俺が、、、??



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