あぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっっっ
と、俺の心の中は声にならない声で
叫んでいる。
「 み…三浦… 」
「 ん? 」
「 雑誌……逆だよ……上下…… 」
「 ぇ…∑(゚Д゚) 」
なに、俺、動揺してんだよ!!
雑誌上下逆とか…
ありえねー!!やばい!!
瀬戸に言われて恥ずかしすぎて
店まで飛び出したものの…
「 はぁぁー 」とため息しか出てこない
俺はその場にしゃがみ込んだ。
俺は一体…どうしたんだ??
自分でもわからない…
いや、もしかしたら…俺は瀬戸を…
「 や、ないないない! 」
余計に頭がグシャグシャになる。
タバコを取り出しとにかく
落ち着こう!!
「 え、そうなの!大丈夫って! 」
少し離れた場所では、
声のトーンが高い美羽が彼氏に
電話をしてキャピキャピしている。
まぢ…なんか……むかつく(笑)
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