ドラマや小説では知っていたが、陽子は初めて目にした。 準備の良さに関心する。 「じゃ、丸山さんは!?」 「気を失ってるだけですね」 「け、警察に連絡しなきゃ!」 陽子は、急いで立ち上がろうとした。目が覚めたら次は、どうなるかわからない。 「それには、及ばないです」 安藤が丸山を見つめながら、そう呟いた。