陽子は、すぐに安藤の後を追う。 まだ間に合うかもしれない。 しかし、その時、 ドタン! ガン! ドスン 重たい物が落ちる音。 何かがぶつかり合う音。 それらの音はすぐに止んだ。 その後やって来たのは、静寂。 向こう側で、一体何が起こったのか。 陽子には、予測できなかった。 唇を震わせながら、陽子ができることは、ただ、右足に負担がかからないようにするだけだった。