『……』 でもふと思う。 『さっきまでのあの時間はいったい…?』 …なんも意味ないじゃない! さっきまであの廊下を歩いていたのは何だったのか… 『わかりやすいところに作ってくれればいいのに…』 はぁ 無駄の歩いて疲れた体を屋上の銀色の柵によりかけた。 幸いにもここの柵は高さもあり、立ちながら寄りかかっても落ちる心配はない。