騎龍 -15代目総長-





放課後になり、約束通り店に行った。



百「うわーっっ
すっごく美味しそうっ!!」



目をキラキラさせながらケースに入れられている数々のシュークリーム見ている。
そんな百の頭に、ぽんと手をのせた。



「好きなの選んでいいぞ。」



百「ありがとうございます!!
えーっと……。」




それから数分で選び終わり、袋詰してもらっている。
百は以外にも比較的シンプルなシュークリームを選んでいた。
色々とデコレーションしてあんのもあったのに…。



「いいのか?
もっと可愛いのもあったのによ……。」



百「いいんです。
そもそもシンプルだからこそ、店の腕がわかるものなんですから。」



ニコッと笑いながら説明する百。
たしかにそうだと納得し、シュークリームを持って倉庫へ行った。





今日は心愛も倉庫にいる。
シュークリーム私の分も買ってきて、と店に向かう前に言われた。

……兄に向かって生意気すぎる。





百「お邪魔します。」



何回来ても忘れずに言い、礼儀を忘れない百。
知っていくに連れて想いも高まってくる。






あー…やっぱり好きだな、と毎回思う。




.