S極*N極〜彼女と彼と彼女の物語


へっ⁉︎

わすれてってどういうこと?
頭に?を浮かべたまま私も作業を再開した。




「ふぅ、終わった〜。」


あくびをしながら渚が言う。

なんとか全部の資料をまとめ終わった。


「んじゃ、私やっちゃんに持ってくわ。」


私は、机に突っ伏している渚にそう言い資料を手に取る。


「ぁ、じゃ、俺も行こうか?」


そう言った渚に私は首を横に振る。


「これ位、私1人で持ってけるよ。渚は帰ってていいよ。」

「いや、待っとくよ。どうせ帰る方向一緒だし。」


あ、そっか。
確か渚電車だったけ。


私達の学校の最寄り駅は、私の家を通り過ぎたところにある。


「んじゃ、ちょっと待っててすぐ戻ってくるから。」


そう言って、私は職員室に向った。