S極*N極〜彼女と彼と彼女の物語


午後の授業は一瞬で、もう時刻は放課後にある。


私はといえば、ただいま帰宅準備中。


すると、


「爽湖、何帰る気満々なの〜?」


渚が怪しいと言うような目でそう言う。


「ん?」


私は何を言っているのかわからず、頭に?を浮かべる。


「あれ?言ってなかったけ、今日委員会の集まりがあるって。」


全くの初耳だよ。

そう心の中で呟くと渚にも伝わったようで、


「…んまぁ、そういうことだから、まだ帰らせませ〜ん。」



イタズラっぽく渚が笑う。