S極*N極〜彼女と彼と彼女の物語


うん。美味しい。
人間はやっぱりどんな時でもご飯を美味しいって感じられるんだなー。


そんなことを再確認しているとマリカが唐突に話しかけてきた。


「ねー、爽湖。何かあった?」


いつにもなく真剣な様子のマリカ。
やっぱり心配をかけてしまったみたい。



今までこの気持ちは、誰にも、もちろんマリカにも話していなかった。