S極*N極〜彼女と彼と彼女の物語


その時、後ろから2人の会話が聞こえてきた。



「ねー、蛍斗。」

「ん?なに、七虹。」

「さっき爽湖にさ、頭ポンポンしてたじゃん?」

「んー?それがどうかしたのか?」

「いや、私もポンポンされたいなって思って」

「……………」



きっと七虹はいつものように何の悪びれもなくそう言ったのであろう。
あのイタズラ笑顔付きで。


でも、ズキン。
私の心は痛む。