S極*N極〜彼女と彼と彼女の物語


「おはよう〜。」

私とマリカも七虹のあとに続いて、蛍斗くんとその友達にあいさつする。

七虹といえば、ものすごい勢いで蛍斗くんに話しかけている。


ホント蛍斗くんのこと好きだよな。



「おはよう。爽湖、と安斎。」


蛍斗くんが七虹の勢いに苦笑いしながら返してくれた。


「ごめんねー。七虹がいつも。」


私はそう言いながら、七虹の腕を引っ張って蛍斗くんからはがす。


「いや、大丈夫だよ。」

ハニカミ笑顔の蛍斗くん。


もしお兄ちゃんがいたら、蛍斗くんみたいな人が良いなとホントに思う。