サンドリヨンは微笑まない


なんとなく、暑いと嫌だなと思って持ってきたタライ。

それは道行くお母さんや子供に見られましたとも。「お母さんあれなにー?」「さあ? お洗濯でもするんじゃない」って言われて恥ずかしかったけれど!

ガンガンに冷房の効いたこの部屋では何も意味は成さないけれど!

まず空気の入れ換えをしよう。

部屋が画材の匂いで充満している。閉め切ってこんな中で描いていたら、それは嫌な夢だって見るよ。

窓を開けた先にタライを置いた。

料理の一つでも作ってあげたいけれど、絶対怒られるから止めておく。

でも台所からやかんを借りて、水をタライに運んだ。