サンドリヨンは微笑まない


じゃあ遼はあたしがモデルじゃなかったら何も言わないんだ。ただ勉強教えて、あたしの成績の心配するだけなんだ。

どこか意地になっている。

そんな自分に気付いているのに、直せない。


「…あたしがどんな生活送ろうと遼には関係ないじゃん。遼はあたしに勉強教えられれば良いんでしょう?」

「んなこと誰も言ってない」

「言ってなくてもそうだよ」

「そうやって、人の話聞かないで決めつけなんなよ」


あたしの内はヒートアップしているのに、遼れ冷静。これが学力の差? 歳の差?

どっちでも良い。

あたしをモデルだなんだって、決めつけてるのは遼の方だ。