私は岡本 桜。

彼氏は正也(まさや)

私達は委員会が一緒で仲良くなった。

正は「俺には桜が必要なんだ。」

って告白された。

私も実は正に恋してたから即答で「はい」って答えた。

「何よ。一生大事にするって。口だけ番長じゃん」

とか何とかいろいろ愚痴りながら家に帰った。

「さく~らちゃん」

後ろから聞きなれた声が聞こえる。

「比呂。学校帰り?」

この子は弟の比呂樹(ひろき)。

結構モテてるらしい・・・・

「桜ちゃんは正也くんと一緒じゃないの?」

気にしてることをズバッと言うなぁ~。

「私の青春終わっちゃったの。」

半べそかきながら言った。

「それって失恋?」

「そう・・・」