見ると私はソファに横になった状態だった。

「かえってきたらいきなりソファーでねちゃったんだよ?」

「そ,そっか」

さっきのは夢だったらしい。ほっとして安堵の息が漏れた。体がぐっしょりと汗でぬれている。

「そういえば、優菜は?」

「ゆうなおねえちゃんはあそこ」

気になって聞いてみると達也はキッチンの奥の方を指差した。