甘い彼に満たされて




side悠也



『悠也ぁ…勉強教えてください…。』



朝、そういっていた美杏に勉強を教えるために、俺は待ち合わせの図書室に来ていた。


だが、15分たっても20分たっても、美杏は図書室に訪れない。


「約束忘れてんのか?」


少し心配になった俺は、美杏の教室に向かった。


「なぁ、美杏知らねぇ?」


美杏のクラスの入口で声をかける。


ただ美杏のことを知りたいだけなのに、女子がよってたかってきて、正直面倒臭いのだ。


仕方ない。