年末。


「ぎゃぁぁぁああ」


「あっ」

年明けの宴の席で音愛は悲鳴をあげた。

「なっ…なに…何しているんですか!?」

「いやぁ…その」

音愛が宴を開いている部屋に入った時に変なものが見えた。それは…………宴の料理。


音愛が気分が悪い日は隊士がご飯を作るのだが、宴の日の朝も音愛は体調が悪くて寝込んでいた。するとこの様だ。


「今から一時間で作るので材料買ってきてください!!」


「「「おう」」」

きょうの担当は平助、左之、新八の三人だった。