「俺はお前が好きだ。愛している」 「土方さん…」 「答えは?」 「私もです。もう離れません」 「あぁ」 「土方さん…?」 「その土方さんって止めないか。俺は音愛っていってるのに俺もトシでいいよ」 「としさん…」 「なんだ?」 「助けに来てくれてありがとう」 ―――――――――――――― ―――――‐‐‐‐‐ ―――‐‐‐ 「新撰組か…」 高杉はひとり小道を歩いていた。