(お前はなぜそこまでして新撰組を守るんだ?音愛。俺は……)


その頃。音愛は高杉につれられ、高杉家に来ていた。


「お前の名は?噂で聞いた治癒能力を使うのはお前か?」


「音愛です。苗字はいりませんよね。その噂は本当です。」


「誠か」

「はい………」

高杉家は山口の北部にある。豪邸だ。

「じゃぁ、その力を持つ子を産んだら、新撰組に返してやるよ。いつになるかなW」

「ッッ…………」

「無理なわけないよな。無理なら新撰組が……「大丈夫です」」


「ふッッまぁいい。お前はこの近くの官許の遊廓で働いてもらう。」

「わかりました」