気付いたら音愛は白い空間にいた。 「一日に二回も使ってはダメよ。約束して」 「…………」 「約束して。出ないと貴女の体が持たない。」 「私は彼らの未来を変えるの。」 「あまり無理してはダメ」 「解ってる」 「貴女が居なくなれば変わる未来も変えられなくなる」 「………」 そうして白い空間が光だした。 ――――――‐‐‐………‥ 「の……さん……」 「のあさん!!!」