『優真明日も朝早いんだろ?明日大丈夫か?』
よっちゃんは優しくて本当に相手を気遣ってくれる。
『よっちゃん!俺明日仕事やけど、全然平気やで。毎日そうやんかぁ☆』
え………?この人毎日来てるの?どんだけ飲兵衛なんだよ!と心の中で思う。
『それならいいけどなぁ。あんま無理するなよ。ところで、まりちゃんは明日休みだっけ?』
私はいきなり話を振られびっくり。
『昼間はお休みですねぇ。夜はバイトですけど。』
『まりちゃんも頑張るねぇ。体壊さないようになぁ。』
『ありがとうごさいます。気をつけます。』
なんて普通の会話。
『なぁなぁ。バイトって何してるん?』
いきなり1つ席を挟んだ隣の男が話しかけてくる。
『あー、スナックです。ここから三件目の二階。』
『なんや、ごっつ近いとこやなぁ。今度遊びいくわぁ。よっちゃん!生くれや!生!』
めっちゃ元気な人だなぁ…関西弁……?
『てか、それ何杯めなんですか?』
『んー、何杯目やろ?わからーん。』
すっごい笑顔………めっちゃ酒豪と確信。